2月19日、鹿島アントラーズの鬼木達監督が非公開練習後に取材に応じた。15日にアウェーで行なわれた湘南ベルマーレとの開幕戦に0-1で敗れ、新体制での公式戦初陣は黒星発進となった。次は22日に本拠地カシマサッカースタジアムで東京ヴェルディとのJ1第2節に臨む。

上写真=2月18日のトレーニングを行なう鹿島アントラーズの鬼木達監督

「カシマスタジアムが味方になるのは非常に心強い」

 鬼木達監督体制での鹿島は苦しい船出となった。2月15日に敵地で湘南と対戦し、0-1で敗戦。鈴木優磨やレオ・セアラ、荒木遼太郎といった攻撃陣をそろえたが、1点が遠かった。それから1週間後の22日にはカシマサッカースタジアムに東京Vを迎え、ホーム開幕戦を戦う。

「(東京Vは)やはり簡単な相手ではありません。昨年もあのようなベースを持って、戦っていたチームです。相手のウィークポイントを狙うことは当たり前のようにやらなければいけません。サッカーではストロングポイントもウィークポイントもあるので、相手の守備を崩すためにしっかりと狙いを持って戦えればと思っています」

 19日のトレーニング後に取材に応じた鬼木監督は、そのように東京Vの印象を話す。鹿島は昨季、東京Vに勝てなかっただけに、次戦は是が非でも勝ち点3を手に入れたいところだ。

「カシマスタジアムで戦えることには、いろいろな思いがあります。相手チームとしては本当にやりづらいスタジアムですので、そのスタジアムが味方になるのは非常に心強いです。やはり結果を求めて戦いたい思いは強いし、それで選手に自信をつけさせたい。サポーターをはじめ多くの人の力も借りながら戦いたいと思います」

 鬼木監督率いる鹿島が今季初勝利を懸け、カシマサッカースタジアムでの初陣に挑む。