2月18日、鹿島アントラーズのレオ・セアラが練習後に取材に応じた。15日にアウェーで行なわれた湘南ベルマーレとの開幕戦に0-1で敗れ、新体制での公式戦初陣は黒星発進となった。次は22日に本拠地カシマサッカースタジアムで東京ヴェルディとのJ1第2節に臨む。

上写真=取材に応じた鹿島アントラーズのレオ・セアラ

「湘南戦で出た課題を生かせるように」

 鹿島の背番号「9」がゴールと勝利を求めている。2月15日の今季開幕戦では攻撃陣が不発に終わり、湘南に完封負け。戦いの舞台をカシマサッカースタジアムに移すリーグ戦第2節(22日)では、本拠地で歓喜の瞬間を待ちわびる。

「アウェーでは鹿島のユニフォームを着て出場することが叶ったので、次はカシマスタジアムで、鹿島のユニフォームを着て初出場できればいいです。昨季はホームで無敗でしたが、優勝するためにはホームでの勝ち数を伸ばしていかなければいけないので、勝利に貢献できるような試合になればいいと思っています」

 18日のトレーニング後に取材に応じたレオ・セアラは、そのように東京Vとの一戦を見据える。鹿島にとっては昨季未勝利の難敵だが、新加入FWが躍動して勝利をつかみ取りたいところだ。

「東京Vも(湘南と同様に)3バックで戦ってくると思うので、湘南戦で出た課題だったりを次の試合に生かせるようにしたい。また、良かったところは継続させていき、勝てるように頑張りたいと思います」

 深紅の新たなブラジル人ストライカーが、カシマサッカースタジアムのゴールへと突き進む。