11月8日、鹿島アントラーズの中後雅喜監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節で川崎フロンターレに快勝し、新体制での初勝利を挙げた。次は9日にホームの県立カシマサッカースタジアムで第36節名古屋グランパス戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズを率いる中後雅喜監督(写真◎Getty Images)

相手はルヴァン杯王者の名古屋。「勢いは当然あると思います」

 前節の川崎F戦では、敵地で3得点を挙げて勝ち点3を獲得した。難敵から中後雅喜監督体制での初勝利を挙げ、勢いをつかんで今季のラスト1カ月の戦いに挑む。AFCチャンピオンズリーグへの出場権獲得、そして大逆転優勝に向け、残り4試合もすべて勝ちたいところ。まずは11月9日に、今季のルヴァンカップ王者である名古屋をホームに迎える。

「(名古屋はルヴァンカップで)優勝して、勢いは当然あると思います。ただ、やはり我々のホーム、カシマスタジアムで戦えることは最大のアドバンテージです。我々はしっかりと自分たちのやるべきことをやりながら、名古屋がどう来るのかを含めて、しっかり戦えるようにしたいです」

 試合前日の8日にオンライン取材に応じた中後監督は、そのように名古屋戦を見据える。今季の開幕戦で対戦したときと同様に、攻守に安定した戦いを見せて勝利をつかみ取りたいところだ。

「堅守の相手とどう戦うかというのは、我々の一つの課題ではありますけれど、ゴールへ向かう動き出しだったり、配球、アクションをどれだけ多くできるか。あとは我々の最大の強みであるセットプレーも生かしながら戦いたいと思っています」

 中後監督率いる鹿島が、本拠地カシマスタジアムで名古屋を迎え撃つ。