写真◎KASHIMA ANTLERS
11月7日、鹿島アントラーズの樋口雄太が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節で川崎フロンターレに快勝し、新体制での初勝利を挙げた。次は9日にホームの県立カシマサッカースタジアムで第36節名古屋グランパス戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう樋口雄太(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「チームとしても今、すごくいい流れにある」
鹿島の背番号「14」が好調だ。10月5日の第33節新潟戦では2ゴール1アシストの活躍を見せ、前節の川崎F戦でも得点を決めてチームの勝利に貢献した。直近の3試合で3ゴールを記録している樋口雄太は、11月9日の次節名古屋戦でも2試合連続得点を狙う。
「(名古屋は)やはり守備陣が堅いというイメージがあります。崩すことが難しい相手ではあるけれど、僕たちはホームで戦えるので、僕たちの今の勢いそのままに戦うことができれば必ず勝てると思っています」
7日にオンライン取材に応じた樋口は、そのように名古屋戦を見据える。チームとしても、逆転優勝やAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得のために勝ち点3を積み重ね続けたい状況のなか、ホームでルヴァンカップ王者を迎え撃つ。
「(前節の)川崎戦で(ファン・サポーターに)すばらしい雰囲気を作ってもらい、それに勝利で応えることができて、チームとしても今、すごくいい流れにあると思います。この流れを止めないためにもホームでの一戦は大事になるので、残りは4試合ありますけれど、まずは1試合1試合、しっかりと戦っていきたいです」
豊富な運動量と高精度の右足のキックを武器とするアタッカーが、カシマスタジアムに歓喜をもたらす。