10月3日、鹿島アントラーズのターレス・ブレーネルが練習後のオンライン取材に応じた。チームは9月28日のJ1リーグ前節湘南ベルマーレ戦で逆転負けを喫し、リーグ戦6試合未勝利となった。次は10月5日にデンカビッグスワンスタジアムでのJ1リーグ第33節アルビレックス新潟戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうターレス・ブレーネル(写真◎KASHIMA ANTLERS)

新潟の印象。「ボールを持って、速いパス交換をしながら中央を使ってこようとするチーム」

 チームとともに、8月に新加入したブラジル人MFにとっても苦戦が続いている。鹿島に加入後、リーグ戦4試合と天皇杯準々決勝神戸戦に途中出場しているが、いまだに勝利の喜びを味わうことができていない。主に“2列目”のポジションで存在感を放ってはいるものの、ターレス・ブレーネルが次の新潟戦(10月5日)で求めるのは“勝ち点3”という結果だ。

「(新潟は)ボールを持って、速いパス交換をしながら中央を使ってこようとするチームだと思います。しっかり対策して、挑みたいです」

 3日にオンライン取材に応じたターレスは、そのように新潟戦への意気込みを話す。リーグ戦では6試合も勝利から見放されているチームを救うべく、新潟の地で“助っ人”としての活躍ぶりを見せたいところだ。

「(新潟戦が)大事な試合だというのは、皆さんも分かっていると思います。しっかり強度を持って、また、自分たちの決め事をしっかり守りながら、やれることをすべてやってピッチから出られるように準備して試合に臨みたいです」

 鹿島の17番を背負うブラジル人アタッカーが、チームの勝利のためにゴールへと突き進む。