9月12日、鹿島アントラーズの鈴木優磨が練習後のオンライン取材に応じた。チームは8月25日のJ1リーグ第28節東京ヴェルディ戦に敗れ、31日に予定されていた第29節京都サンガF.C.戦は11月17日に延期となった。次は9月14日に県立カシマサッカースタジアムでのJ1リーグ第30節サンフレッチェ広島戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう鈴木優磨(写真◎KASHIMA ANTLERS)

首位の広島。「守備においても攻撃においても非常に優れたチーム」

 リーグ戦での残り試合数は「10」。9月14日の第30節広島戦から、逆転優勝に向けた勝負の3カ月が始まる。台風10号の影響で鹿島は前節京都戦が延期(11月17日開催)になった中、広島はリーグ戦7連勝を果たして首位に立っている。鹿島としては1試合未消化ながらも勝ち点7差で追う相手を破り、その差を縮めたいところだ。

「(広島は)どこからでも点を取れるし、守備においても攻撃においても非常に優れたチームだと思います」

 12日にオンライン取材に応じた鈴木優磨は、そのように首位の広島について言及する。勝てば勝ち点4差に迫り、一方で引き分ければ7差のまま、敗れてしまえば10差にまで広がる大一番。ホームの県立カシマサッカースタジアムで勝ち点3を手にし、シーズン終盤戦の優勝争いに弾みをつけたい。

「今シーズン、僕たちはホームで負けていません。このスタジアムだとどんなことでも可能にできるので、今年のこの強さをもって、いい状態の広島を迎えられるのは非常にうれしいです。お互いにこの試合は今後、優勝を狙っていく上で負けられないし、(鹿島は)ファン・サポーターとともに必ず勝ち点3を取りたいです」

 鹿島の大黒柱となる背番号「40」が、広島撃破へ向けてチームをけん引する。