写真◎KASHIMA ANTLERS
8月23日、鹿島アントラーズのターレス・ブレーネルが練習後のオンライン取材に応じた。チームは21日に行なわれた天皇杯ラウンド16でヴァンフォーレ甲府に勝利し、準々決勝進出を決めた。次は25日に味の素スタジアムでのJ1リーグ第28節東京ヴェルディ戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうターレス・ブレーネル(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「鹿島のユニフォームを着てプレーできることに幸せを感じています」
鹿島に新たな助っ人外国人選手が加わった。その名はターレス・ブレーネル。ウクライナのFCルフ・リヴィウから期限付き移籍で加入したブラジル人MFだ。身長は172センチ、体重は66キロと決して大柄な体格ではないが、技術力を生かして中盤で攻撃を司ることが期待される。昨季まで同郷のアルトゥール・カイキが背負っていた17番が付いた深紅のユニフォームに袖を通すことになる。
「日本に来る前からアジアの試合を見る機会もあったので(Jリーグは)難しいリーグだということも分かっています。そのなかでも鹿島のユニフォームを着てプレーできることに幸せを感じています」
8月23日にオンライン取材に応じたターレス・ブレーネルは、そのように鹿島加入の思いを明かす。加入時のコメントで「日本のビッグクラブ」とも称した伝統あるクラブの一員として、タイトル獲得に向けて全力を尽くす。
「前線でプレーする機会が多く、トップ下だけでなくサイドでもプレーできます。まずは自分の力を使ってチームに貢献することを第一に考えて、チームが目標としているものを手に入れられるように頑張っていきたいと思います」
ブラジルで生まれ育ち、ヨーロッパでその技術を磨いたアタッカーが、新天地・鹿島に歓喜をもたらす。