今年、1年前倒しで正式にプロ契約を交わした安斎颯馬が、FC東京で右サイドの代名詞になりつつある。ひたむきに走り、黒子役に徹する一方でしっかりゴールを狙う姿勢が心を打つのか、シーズン中に専用チャントを歌われるようになったほど、スタンドの支持も熱い。青森山田高時代からの盟友である松木玖生が欧州へと旅立ったが、その不在を感じさせないように自身がチームを引っ張る覚悟はできている。同じ味の素スタジアムを本拠とするライバル、東京ヴェルディとの一戦(8月17日)を前に、次代の青赤を担う若者に話を聞いた。
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