写真◎KASHIMA ANTLERS
7月4日、鹿島アントラーズの柴崎岳が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節のヴィッセル神戸戦に敗れ、4試合未勝利となった。次は6日に茨城県立カシマサッカースタジアムでの第22節北海道コンサドーレ札幌戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう柴崎岳(写真◎KASHIMA ANTLERS)
巻き返しへ。「一人でも多くの選手が試合に関わって結果を出していくこと」
鹿島の背番号「10」が、悪い流れを断ち切るべく準備を進めている。チームは6月1日の横浜FM戦までは好調だったものの、その後の4試合では3分け1敗と未勝利。勝ち点5差で追う首位の町田を追走するためにも、7月6日の今節はホームで札幌から勝ち点3を挙げたいところだ。
「チームとして最近、勝てていない状況が続いているなかで、(札幌戦は)もう一度、ホームのカシマスタジアムで勢いを取り戻すための重要な一戦になると思っています。この1試合でどういった試合をするか、どういった結果を自分たちが勝ち取るかで、シーズンを大きく左右すると思うので、チームとしてはそういった心持ちで、今の自分たちのベストを尽くしてプレーしたいです」
4日にオンライン取材に応じた柴崎岳は、そのように札幌戦の重要性を説く。この日、クラブから佐野海舟と垣田裕暉の移籍も発表されたが、残ったメンバーで札幌戦から始まる7月の戦いを乗り切りたい。
「夏場は暑さもありますし、湿度もあります。90分間、11人だけで戦うことは不可能です。練習からチームとしての意識を強く持って取り組み、一人でも多くの選手が試合に関わって、ピッチに立って結果を出していくことが、今後チーム力を高めていく一つの要因になると思います」
鹿島に5試合ぶりの勝利をもたらすため、柴崎がカシマスタジアムでチームをけん引する。