4月27日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前節、アウェーでサガン鳥栖に敗れて連勝はならなかった。次は28日にパナソニックスタジアム吹田でJ1第10節ガンバ大阪戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

サポーターに感謝。「アウェーであっても、まるでホームで戦っているかのような雰囲気」

 リーグ戦前節は下位に沈む鳥栖に4失点を浴び、敗れた。青森県八戸市でのJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦八戸戦から中2日で臨んだ佐賀県鳥栖市での一戦。連戦で連勝を果たすことはできなかった。それから1週間ほどの準備期間を経て、再びアウェーの地での試合に臨む。4月28日に対戦する相手は、G大阪だ。

「私が日本に来てから見ているガンバのなかでも、(現在のチームが)最も攻守両面にバランスよく、整ったチームかと思います。チームで攻守においての約束事をしっかりと理解して戦えている印象がある。バランスのいい、堅いチームです」

 試合前日の27日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのようにG大阪の印象を話す。鹿島にとっては、今季のリーグ戦でわずか1勝と苦しんでいるアウェーゲームを物にし、連敗を阻止したいところだ。

「サポーターの皆さんにはアウェーであっても、まるでホームで戦っているかのような雰囲気を常につくってもらっています。サポーターの皆さんに対して、我々は結果と、ピッチ上での姿勢で恩返しできるか。この前の試合(鳥栖戦)はそうではなかったので、(G大阪戦は)しっかりと我々の良さを出し切って、そして勝利を得ることで彼らに恩返しをしたいと思っています」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、パナソニックスタジアム吹田での白星奪取を狙う。