写真◎KASHIMA ANTLERS
4月16日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはリーグ戦前々節まで2連敗中と苦しんだものの、前節はホームで京都サンガF.C.に競り勝った。次は今季のJリーグYBCルヴァンカップ初戦となるヴァンラーレ八戸戦に挑む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「八戸は必ず、死に物狂いで向かってきます」
鹿島が4月17日に、今季のJリーグYBCルヴァンカップ初戦となる1stラウンド2回戦に臨む。戦いの舞台となるのは、青森県八戸市のプライフーズスタジアム。この地を拠点とするJ3の八戸との対戦だ。
「八戸にとっては、1年のなかで最も大きなイベント、ビッグマッチになることでしょう。八戸は必ず、死に物狂いで我々に向かってきます。だから、そういう相手に対して我々は精神面での隙を見せてはいけません。我々にとっても、非常に重要な一戦です」
試合前日の16日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのように八戸との一戦を見据える。リーグ戦前節の京都戦(1-0)から中3日、さらには八戸戦後の20日には鳥栖戦が控えているが、連戦を3連勝で飾るためにもこの八戸戦に勝利したいところだ。
「私が(選手に)求めているのは、どの試合でも鹿島のユニフォームを着てピッチに立つ以上、そのときの最大値を出すこと。それが対戦相手へのリスペクトの示し方でもあるし、クラブへのリスペクトの示し方でもあると思っています。鹿島のユニフォームを着る全員の選手に、それを求めています」
ポポヴィッチ監督のもと、東北の地で鹿島の真価を示す。