4月12日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは前々節アビスパ福岡戦、前節FC東京戦とともにアウェーゲームに敗れて2連敗。次は13日にホームの茨城県立カシマサッカースタジアムに戻り、J1第8節京都サンガF.C.戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「ボールを速く動かすことをいつもよりも考えなければいけません」

 今季初の連敗を喫した。3月30日の磐田戦(1-0)から中3日の3連戦が続くなか、4月3日の福岡戦(0-1)、7日のFC東京戦(0-2)とアウェー2連戦に敗れ、順位は8位に後退した。次は13日に、ホームの茨城県立カシマサッカースタジアムに京都を迎える。

「曺(貴裁)監督の作っているチームですから、最初から最後までフルパワーで、120パーセントの力で戦ってくるチームです」

 試合前日の12日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのように京都の印象を話す。今季、ここまでホームでは無敗と強さを示しているだけに、この試合でも勝ち点3を奪って3試合ぶりに歓喜をもたらしたいところだ。

「我々はまず、出だしで負けてはいけません。試合の入り方として、相手に優位に立たせないこと。それがすごく大事だと思います。そのために、ボールを速く動かすことをいつもよりも考えなければいけません。つまり、試合のなかでは我々のやるべきことをやり続けなければいけないのです」

 ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、ホームで京都を迎え撃つ。