上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうラドミル・ミロサヴリェヴィッチ(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「私のキャリアのなかで、鹿島は一番のビッグクラブ」
指揮官であるランコ・ポポヴィッチ監督の古巣でもあるセルビアのFKヴォイヴォディナ・ノヴィサドから新戦力が加わった。その名は、ラドミル・ミロサヴリェヴィッチ。“ライコ”というニックネームを持つセルビア国籍のMFで、鹿島では背番号「4」を身につける。
「合流してから数日がたち、カシマスタジアムでのホームゲームも見ることができました。カシマスタジアムの雰囲気もとてもすばらしく、ここに来てよかったと実感できる瞬間の一つでした。まだチームに合流して間もないのですが、今は非常にいい雰囲気のなかでトレーニングできていると思っています」
ミロサヴリェヴィッチは4月1日にオンライン取材に応じ、鹿島に加入した心境を話した。FKヴォイヴォディナ・ノヴィサド在籍時にともに戦ったポポヴィッチ監督から「鹿島はビッグクラブだ」と伝えられ、それからミロサヴリェヴィッチ自身も「鹿島について興味を持つようになった」という。そして、鹿島からオファーを受け、移籍を決断した。
「私のキャリアのなかで、鹿島は一番のビッグクラブです。そういったビッグクラブでプレーしたい、チャレンジしたい、という強い意志が自分のなかにあったのも(移籍の)決め手の一つでした。あと、ポポヴィッチ監督との信頼関係があることも、鹿島と契約した大きな理由の一つです。(前所属の)ヴォイヴォディナで一緒に仕事をした期間には、私もいいパフォーマンスをしっかりと見せることができたと思っていますので。この鹿島でも、早く順応して、いいプレーができると考えています」
ミロサヴリェヴィッチが鹿島のユニフォームを身にまとってピッチに立つのは、早ければ7日のFC東京戦(J1第7節)となる。チームのタイトル獲得に向けて、日本での新たな戦いに挑む。