写真◎KASHIMA ANTLERS
3月1日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは2月23日の名古屋グランパスとの今季開幕戦に勝利し、白星スタートを切った。次は3月2日にホーム・カシマスタジアムでのJ1第2節セレッソ大阪戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「我々は鹿島アントラーズ。常に勝ちにこだわって戦う姿勢も見せていきたい」
アウェーの地で行なわれた名古屋との開幕戦を3-0で制し、最高の形で2024シーズンをスタートさせた。ランコ・ポポヴィッチ監督体制でまずは1勝を手にし、次は3月2日にホームの県立カシマサッカースタジアムにC大阪を迎える。
「(C大阪を)大いにリスペクトしています。知っているスタッフも何人かいますので、シンパシーを感じています。ただ、ピッチに出ればそういったことは一切関係なく、しっかりと我々の良さを出し切って勝ち点3を取る。鹿島アントラーズが試合を支配して、そして勝利を勝ち取る。そこしか考えていません。試合後に挨拶をかわしたい友人もいますが、ピッチのなかではライバルであり、次の対戦相手だととらえています」
試合前日の1日にオンライン取材に応じたポポヴィッチ監督は、そのようにC大阪戦を見据える。指揮官の古巣対戦ともなる一戦に勝利し、ホームのサポーターの前で開幕2連勝を成し遂げたいところだ。
「前回の試合(名古屋戦)ではオーガナイズがしっかりされていたし、アグレッシブに戦えました。(攻守の)トランジションも速かったですし、球際のデュエルも強かったので、そこは引き続き見せていきたいです。そして、前節よりもさらに、より良いものを見せたい。我々は鹿島アントラーズであり、常に勝ちにこだわって戦うんだ、と。そういった姿勢も見せていきたいと思います」
幸先良いスタートを切った新生鹿島が、本拠地でのC大阪撃破に挑む。