写真◎KASHIMA ANTLERS
11月23日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。カシマスタジアムでの前節柏レイソル戦は、ディエゴ・ピトゥカのPKで引き分けの結果に持ち込んだ。次は24日に敵地・等々力陸上競技場でJ1リーグ第33節川崎フロンターレ戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「純粋に“川崎に勝ちたい”“等々力で彼らを打ち破りたい”という思いで」
今季も残りは2試合となった。最終節を前に、金曜の夜に迎えるJ1リーグ第33節川崎F戦は今季最後のアウェーゲームとなる。長年にわたり苦杯をなめさせられている難敵から勝ち点3を奪い、ホームでの最終節に向けて弾みをつけたいところだ。
「僕が(鹿島に)入る前もそうですけれど、僕が入ってからもずっと(川崎Fに)負け続けています。その間、彼らはずっとタイトルを獲り続けているクラブでもありますので、今や完全に僕たちがチャレンジャーであって、彼らに一つ勝つことによって自分たちが得る自信というものがあるほどの相手だと思います。明日の試合は、自分たちが一つ殻を破るためにも非常に重要な試合だと考えています」
23日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように川崎Fとの試合について言及する。前回対戦(第2節)ではホームで逆転負けを喫しただけに、そのときの悔しさを晴らすような勝利をつかみ取りたい。
「選手たちには、この1試合に集中しようと話しています。もう純粋に“川崎に勝ちたい”“等々力で彼らを打ち破りたい”という思いで戦えばいいと思っています。この試合に勝ったとしても、今シーズンの成果が正当化されるとは思っていません。とにかく川崎に対して、サポーターも含めて積年の思いがあると思いますので、それをぶつけていく思いです」
岩政監督率いる鹿島が、等々力陸上競技場で川崎F撃破に挑む。