写真◎KASHIMA ANTLERS
10月20日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ前節はアビスパ福岡とスコアレスドローに終わり、2試合連続で白星から見放されている。次は21日に東京・国立競技場でのJ1リーグ第30節ヴィッセル神戸戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「日本一、あきらめの悪いクラブだと認識しています」
J1リーグ戦が3週間ぶりに再開した。鹿島は国立競技場でアウェーの神戸戦を戦う。逆転でのタイトル獲得を狙うなかで、9月はわずか1勝と苦戦を強いられた。前節時点で首位神戸との勝ち点差は「11」。残り5試合で神戸を上回るためにも、まずは今節で勝利を得たいところだ。
「残り試合で優勝しなければいけないので、そこに向けて準備をしてきました。(鹿島は)日本一、あきらめの悪いクラブだと認識していますし、そのあきらめの悪さが奇跡を生んできたとも思っていますので、それをまたもう一度表現したいです。今、その状態まで選手たちは持ってこられたと思っていますので、(ファン・サポーターは)選手たちに期待をして、声をかけて、叱咤激励をして、ともに戦っていただきたいです」
20日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、この一戦に向けてファン・サポーターの後押しを求める。前回対戦ではホームで1-5と大敗を喫した相手に対し、“12番目の戦士たち”とともにリベンジを果たし、再び上位陣を追走していきたい。
「今の状況的に、うちにとってはもう決勝戦です。とにかく自分たちが今年やってきたこと、そしてアップデートをどんどんしてきたことを、いかに神戸という強い相手に対して出せるか、どうか、ということです」
岩政監督率いる鹿島が、日本サッカーの聖地で首位チーム撃破に挑む。