8月24日、鹿島アントラーズの植田直通が練習後のオンライン取材に応じた。前々節はアウェーで名古屋グランパスに敗れたものの、ホームでの前節はサガン鳥栖との接戦を制した。次は26日に再びカシマスタジアムでJ1リーグ第25節アルビレックス新潟戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう植田直通(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「主体的にボールを狩りにいければ」

 上位陣に食らいついていくために、勝たなければならない試合が続いている。首位の横浜FMとの勝ち点差は「11」。Jリーグの頂へ向け、残り10試合でその差を逆転するためにも、8月26日に行なわれる次節(J1リーグ第25節)の新潟戦でも勝ち点3を手にしたいところだ。

「今年、新潟とはかなり対戦する機会があって、お互いにやり方は分かっていると思います。そのなかで、この後半戦で自分たちがどれだけ成長しているかを、新潟相手に見せるいい機会だと僕は思っていますし、自分たちが変わった姿をファン・サポーターの方々にも見せたいです」

 24日にオンライン取材に応じた植田直通は、新潟戦に向けてそのように話す。鹿島に帰還し、守備の要として存在感を放っている背番号「55」が、今季4度目となる新潟戦に照準を合わせる。

「新潟はかなりボールをつないでくると思いますけれど、自分たちからディフェンスにいくこと、プレスのかけ方は今、意識していることです。自分たちが主体的にボールを狩りにいければと思います」

 ホームのカシマスタジアムで迎える新潟戦で、植田の闘志が燃えたぎる。