8月12日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。3週間の中断期間を経て開催されたJ1リーグ第22節北海道コンサドーレ札幌戦では攻守に安定した戦いを披露して快勝。5位に浮上し、次は13日に第23節名古屋グランパス戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

名古屋を警戒。「やはり健太さんのチーム。非常にやりにくい相手です」

 前節札幌戦ではキックオフ直後の樋口雄太の先制ゴールを皮切りに、植田直通と鈴木優磨も加点してホームで3-0の快勝を収めた。7月16日に行なわれた第21節FC東京戦から3週間の中断期間を挟んで行なわれた一戦も白星で飾り、リーグ戦2連勝を達成。勢いに乗ったまま、8月13日には3位名古屋との上位対決に臨む。

「(名古屋は)やはり健太さん(長谷川監督)のチームです。あの当時(今季第13節での対戦時)もすでにチームが出来上がっていたけれど、それから選手を少し入れ替えながら、さらによくしていこうとチームを進めていると思いますので、非常にやりにくい相手です」

 12日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように名古屋の印象を話す。ここまで勝ち点「42」を積み重ねて3位につける名古屋とは6ポイントの差があるものの、上位陣との差を縮めるためにも敵地で勝ち点3を手にしたい一戦だ。

「勝つことが大変なチームだという印象は変わりません。自分たちが見つけてきた、自分たちらしさを出して思いっ切り戦って、そのうえで勝ち点3をもぎ取りたいです」

 岩政監督率いる鹿島が名古屋撃破に向け、アウェーの地・豊田スタジアムに乗り込む。