5月6日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節、北海道コンサドーレ札幌とのアウェーゲームを1-0と物にし、リーグ戦3連勝を達成した。次節は再び中3日でのアウェーゲーム、J1第12節セレッソ大阪戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「ようやくチャンスが出てきた」

 鹿島が強さを取り戻している。J1第9節新潟戦、第10節G大阪戦と連勝し、5月3日に敵地で行なわれた第11節札幌戦でも鈴木優磨の決勝ゴールを守り切り、勝ち点3を手にした。一時はリーグ戦4連敗を喫するなど不調に陥ったものの、ここにきて3試合連続で完封勝利を収め、勢いに乗っている。そして、ゴールデンウイーク最終日の7日にはC大阪とのアウェーゲームが控えている。

「(C大阪は)昨年も好成績でしたし、しっかりとしたチームという印象です。攻守ともにソリッドな戦いをしてきますし、そのなかで今年は少しシステムを変えながら、新しいことにもチャレンジしています。(鹿島と)勝ち点も近いチームです」

 6日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのようにC大阪の印象を話す。第10節G大阪戦から続いた中3日での3連戦を勝利で締めくくり、さらなる上位進出を狙いたいところだ。

「1週間で3試合をこなす連戦がこれまでにも何度かあって、毎回、3連勝を目指してきましたが、これまでは最初の2試合で連勝したことがありませんでした。ようやくここで3連勝へのチャンスが出てきましたので、みんなで勝ち点3を取りたいです。また、勝つだけではなくて自分たちがどんどん成長していかなければいけないので、そこのアップデートみたいなところも見せていきたいと思っています」

 連勝街道を突き進んでいくために、大阪の地でも勝利を目指す。