写真◎KASHIMA ANTLERS
4月18日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグでは前節、ホームでヴィッセル神戸を相手に大敗し、4連敗となった。それから中3日で迎える次戦は19日にアウェーでのルヴァンカップグループステージ第4節アビスパ福岡戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
ベスト電器スタジアムでの一戦。「すごく熱くなれるスタジアム」
4月15日の神戸戦ではホームで5失点。カシマスタジアムでの28年ぶりとなる屈辱の敗戦となった。この結果により、リーグ戦4連敗。順位は下から4番目の15位に低迷している。ただ、次戦はリーグ戦の合間に迎えるルヴァンカップ。2週間前にホームで破った福岡から、敵地で再び勝利を手にしたいところだ。
「(福岡は)ホームで非常に強いチームです。あの雰囲気も含めて、僕も選手時代からすごく熱くなれるスタジアムですが、それによって福岡は勢いを持って(試合に)入ってくるでしょう。(鹿島は)これまでの対戦以上に苦しい試合になるんじゃないかなと思っています」
18日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように福岡の印象を話す。リーグ戦前節の神戸戦から中3日で迎えるアウェーゲームとなるが、チームとしての勢いを取り戻すためにも勝ち星だけを求める。
「相手もおそらくそうだと思いますが、うちもフレッシュなメンバーでいきますので、前回のルヴァンカップの試合に近いメンバーがそろうことになるでしょう。メンバーが多少替わることによって(試合の)前半に起こることを踏まえて、後半にまたメンバーを代えながらパワーアップしてくる相手をどう封じていくかというところに懸かってくるのではないでしょうか」
岩政監督率いる鹿島が福岡の地から巻き返しを図る。