4月8日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ前節はホームでサンフレッチェ広島に逆転負けを喫したが、5日のルヴァンカップグループステージ第3節アビスパ福岡戦で勝利を挙げた。次は9日のJ1第7節柏レイソル戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

柏の印象。「非常に不気味な、やりづらい相手」

 長いトンネルから抜け出した。4月5日にカシマスタジアムで行なわれたルヴァンカップ福岡戦で、実に昨年8月以来となるホームでの白星を挙げた。また、この勝利により公式戦の連敗も「3」でストップさせ、勢いをつかんで9日にアウェーで開催されるJ1第7節柏戦に挑む。

「(柏は)結果が出ていないことで、逆にネルシーニョ監督がいろいろな手を尽くして、この試合に挑んでくるでしょうから、非常に不気味な、やりづらい相手だなという印象です。また、前線にはJ1でもトップクラスの選手たちがそろっていますので、そこをいかに抑えるかということが(勝負の)カギになると思います」

 8日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように柏の印象を話す。1カ月前のルヴァンカップの一戦では終盤に追いつかれて引き分けの結果に終わった三協フロンテア柏スタジアムで、次こそは勝ち点3獲得を目指す。

「いつもどおり、直近の試合が一番大事な試合なので、勝つためにプレーする。そのための90分間にしたいです」

 公式戦2連勝へ、岩政監督率いる深紅の戦士たちが柏の地に乗り込む。