写真◎Getty Images
4月4日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグ戦の前節はホームでサンフレッチェ広島に逆転負けを喫し、公式戦3連敗。次は5日に再びホームでルヴァンカップグループステージ第3節アビスパ福岡戦を戦う。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの岩政大樹監督(写真◎Getty Images)
福岡の堅守を警戒。「徹底されると崩すのは難しい」
J1リーグ戦、ルヴァンカップともに、勝利を手にすることができない苦しい戦いが続いている。3月4日のJ1第3節横浜FC戦で快勝してからの公式戦5試合で2分け3敗。その間のホームゲーム2試合(J1第4節福岡戦0-0、第6節広島戦1-2)でも勝ち点3を手にすることができず、1カ月もの間、白星から見放されている。
次は4月5日に再びカシマスタジアムでのホームゲームを迎える。約1カ月前のリーグ戦での対戦ではスコアレスドローに終わった福岡との再戦。今季のルヴァンカップ初勝利をつかむためにも、是が非でも勝ちたい一戦だろう。
「(福岡は)見てのとおり、(身長が)大きな選手をディフェンスラインに5枚並べて、スペースを消してきます。これは世界中のどの国でも見られる現象ですけれど、それを徹底してやられるとなかなか崩すのは難しいと思います」
4月4日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのように福岡の堅守について言及する。それでも、ここまでのルヴァンカップ2試合で勝ち点1しか挙げられていない鹿島は、グループステージ突破に向けて福岡を攻略し、勝ち点3を手に入れなければならない。
「(ルヴァンカップは)3つのタイトルのうちの1つです。僕たちのグループは、今のところ(各チームの)勝ち点が近い状況で進んでいるので、このあたりからグループステージ突破の懸かる大きな試合になってきます。勝ち点3をしっかりと取らなければいけないと思っています」
岩政監督率いる深紅の戦士たちが、本拠地カシマスタジアムで必勝を期す。