3月6日、鹿島アントラーズのアルトゥール・カイキが練習後のオンライン取材に応じた。J1リーグは第3節を終え、2勝1敗と好スタートを切っている。8日には横浜FC戦から中3日の日程でアウェーでのYBCルヴァンカップグループステージ第1節柏レイソル戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうアルトゥール・カイキ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

横浜FC戦で今季初得点。「幸せを感じています」

 3月4日に行なわれたJ1第3節では途中出場のアルトゥール・カイキが追加点を決め、チームを勝利に導いた。鹿島はリーグ戦が開幕してからアウェーでの2勝目を挙げるなど、勢いに乗りつつある。そんななか、8日にはアウェーの地で今季のYBCルヴァンカップ初戦を迎える。

「ベンチスタートのメンバーは、試合を決定づける仕事だったりを求められています。ベンチにいる時間に試合の流れや相手のウィークポイントを探しながら試合を見ていて、(横浜FC戦では)そこをしっかり突けたことがいい結果につながったと思います。何よりも、その1点が勝利につながったことに一番、幸せを感じています」

 6日にオンライン取材に応じたアルトゥール・カイキは、そのように横浜FC戦でのゴールを振り返った。昨季は公式戦で11ゴールを記録したブラジル人アタッカーは、2試合連続ゴールを決めて、再びチームに勝利をもたらすことを望んでいる。

「(J1リーグ戦とは)違う大会にはなりますが、連勝を目指していかなければいけません。そのために、ファン・サポーターの方々に足を運んでいただいて、自分たちへの声援で後押ししてもらえたら、すごくプラスのエネルギーを与えてくれるでしょう。先発だろうと、ベンチスタートだろうと、選手全員ができる限りのこと以上のものを発揮して勝利につなげることが一番大事だと思っているので、応援をよろしくお願いします」

 深紅の17番を背負う点取り屋が、柏の地でもゴールへと突き進む。