1月23日、鹿島アントラーズの鈴木優磨が練習後のオンライン取材に応じた。チームは17日にキャンプ地の宮崎県宮崎市に入り、18日から岩政大樹監督のもと、ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場でのトレーニングを開始。この日はキャンプ7日目を迎えた。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう鈴木優磨(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「いよいよタイトルを求められるときが来た」

 キャンプ地の宮崎に入ってから、ちょうど1週間がたった。その間、岩政大樹監督のもとでトレーニングを重ね、1月21日には徳島とのトレーニングマッチ(45分×2本、30分×1本の計3本)を実施。リーグ開幕に向けて着々と準備を進めるなか、鈴木優磨はチームの状態に手応えを感じている。

「今季はおもしろいメンバーがそろって、本当にいよいよタイトルを求められるときが来たと思っています。ともに苦しいときも経験している(昨季からの)メンバーと、新たに加わった選手たちとが融合して、いいものを生み出していけるんじゃないかと思います」

 前線には知念慶や藤井智也、大卒ルーキーの師岡柊生ら、個性あふれるタレントが加わった。そして、DFでは昌子源と植田直通が復帰。鹿島でタイトル獲得を経験した2人の加入がチームに好影響をもたらすことを、鈴木は期待する。

「あの人たち(昌子と植田)も先輩にいろいろと言われて強くなってきた人たち。自分も含め、若手にはもっともっとハングリーになってほしいし、“活躍したい”っていう気持ちがチームにプラスになることもわかっているので、まずは自分がその姿勢を見せつつ、他の選手にもそういう部分を求めていきたいです」

 信頼するチームメートとともに、背番号40は今季も勝利を追い求める。