サンフレッチェ広島DF佐々木翔が、10月22日のJリーグYBCルヴァンカップ決勝への意気込みを語った。16日の天皇杯決勝はPK戦の末にヴァンフォーレ甲府に敗戦。雪辱の思いも胸に、まだクラブが獲得していないタイトルへの強い思いを口にしている。

上写真=前日会見でルヴァンカップ初優勝への思いを語った佐々木(写真◎J.LEAGUE)

2週連続の決勝へ

「明日の試合は非常に難しいものになる。どちらのチームが自分たちのサッカーを出していけるか、良さを出せるかがカギだと思います」

 セレッソ大阪とサンフレッチェ広島、決勝を戦う両チームの監督とキャプテンが出席した前日会見で、佐々木は力強くコメント。引き締まった表情からは、苦い敗戦の雪辱を期す決意が伝わってきた。

 16日の天皇杯決勝は、ヴァンフォーレ甲府に1-1からのPK戦で敗れた。1993年のJリーグ開幕以降、6回目の決勝進出で悲願の初優勝を目指したものの、またも日本一に手が届かず、失意の結果に終わっている。

「僕らは先週、大きなタイトルを取ることができなかったですが、もう一つ、決勝という舞台が残っていることは非常に幸せ」と、2週連続で決勝を戦う価値を強調。もちろん勝利への思いは強く、「これを勝ち取らないと先に進めない。僕たちの未来にとっても、非常に重要なタイトルだと思う。良い試合をして、必ず持ち帰りたい」と言葉に力を込めた。

 広島はJリーグ開幕以降の天皇杯同様、ルヴァンカップも優勝したことがない。ヤマザキナビスコカップ時代の2010年と14年に決勝に進んだが、どちらも敗れているだけに、佐々木は「このクラブがまだ取っていないタイトル。このチームが歴史を塗り替えるために、獲得することは非常に重要」と強調した。

取材・写真◎石倉利英