写真◎KASHIMA ANTLERS
9月8日、鹿島アントラーズの三竿健斗が練習後のオンライン取材に応じた。チームはリーグ戦では直近3試合で勝利から遠ざかっているものの、7日の天皇杯準々決勝ではヴィッセル神戸を破って準決勝進出を決めた。次は10日に敵地でのJ1第29節京都サンガF.C.戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう三竿健斗(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「90分間、ゲームを支配できるように」
鹿島は9月7日の天皇杯準々決勝神戸戦(ノエビアスタジアム神戸)、10日のJ1第29節京都戦(サンガスタジアムby KYOCERA)と、中2日での関西2連戦を戦っている。天皇杯神戸戦では鈴木優磨の決勝ゴールにより1-0で勝利を収め、ベスト4進出。勢いをそのままに、京都戦でリーグ戦4試合ぶりの勝ち点3を狙う。
「全員がすごくアグレッシブで、ハードワークをいとわないチーム」と京都の印象を話すのは、鹿島の三竿健斗だ。だからこそ、「まず、そこの部分で上回らないと、湘南戦(第26節)のように相手の勢いに負けてしまうゲームになる」と、先制するも同点に追いつかれて引き分けに終わった3週間前の一戦のようにならないために気を引き締める。
「まずは相手を上回って、90分間、ゲームを支配できるように、(試合に)出るメンバーと、ベンチのメンバーも含めて、全員で隙を見せずに勝ちたいと思います」
鹿島を後方で支える背番号「6」が、公式戦2連勝へチームを牽引する。