写真◎KASHIMA ANTLERS
9月6日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1第28節浦和レッズ戦に引き分け、岩政監督体制になってから1勝2分け1敗となかなか勝利を重ねられない。次は7日に敵地での天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「メンバーが出たところで、即座に対応していかなければいけない」
岩政大樹監督体制となってから、初めて天皇杯の一発勝負に臨む。ラウンド16まではレネ・ヴァイラー前監督のもとで新潟医療福祉大学(2回戦)、大宮(3回戦)、G大阪(ラウンド16)を破り、勝ち上がってきた。リーグ戦では直近の3試合で2分け1敗と振るわないが、タイトル獲得に向けて敵地ノエビアスタジアム神戸で必勝を期す。
「ベスト8に残ったチームはどこも不気味です。神戸に関しては、リーグの方は残留争いをしていますし、この試合の後は連戦が続いていきますので、どのようにメンバーを組んでくるのかちょっとわからないところもあります。(試合当日に)メンバーが出たところで、即座に対応していかなければいけないところも多いかなという印象です」
鹿島の岩政監督は、そのように9月7日の神戸戦を見据える。このあとの準決勝、決勝、そして頂点へとまい進するためには、まずは神戸に勝たなければならない。
「この1試合が次にどうつながるかということは、誰もが想像できます」
岩政監督率いる鹿島が公式戦4試合ぶりとなる、大きな1勝を手にするために、神戸の地に乗り込む。