写真◎KASHIMA ANTLERS
9月1日、鹿島アントラーズの安西幸輝が練習後のオンライン取材に応じた。チームは岩政大樹監督体制になってからも1勝1分け1敗といまひとつ波に乗れない。次は3日にホーム・カシマスタジアムでのJ1第28節浦和レッズ戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう安西幸輝(写真◎KASHIMA ANTLERS)
前節川崎F戦敗北も「すごく手応えはあります」
岩政大樹監督体制になってからも苦しい戦いが続いている。新体制後の初戦こそホームで福岡を破ったが、そのあとは敵地で湘南と引き分け、前節は川崎Fにまたも敗北を喫した。それでも、安西幸輝は「攻撃に関してもスムーズにできたと思うし、全体的にみんなも手応えを感じているんじゃないかと思います」と話す。
「今まではボールを握りながら、その相手を動かすことがなくて、やっぱり相手主動で、(鹿島は)どう守って、どう勝つかっていうサッカーだったけれど、そこからしっかりとボールを握って、主導権を握ってどう勝つかっていうサッカーに切り替えているので、チーム全体としても、個人としても、すごく手応えはあります」
結果こそ出ていないものの、川崎F戦で得た手応えと自信を胸に、次は9月3日にホームでの浦和戦に臨む。「僕個人としても、チーム全体としても、やっぱり浦和には負けてはいけないという気持ちと、サポーターも絶対に浦和だけには負けたくないっていう気持ちがあると思うので、ホームでしっかりと叩けるように頑張りたいです」と安西は闘志を燃やす。
「本当にレッズとの戦いは絶対に負けてはいけない。(鹿島のファン・サポーターに)しっかりとホームで応援していただいて、勝てるように頑張ります」
鹿島の背番号「2」が、リーグ戦3試合ぶりの勝利を手にするために浦和との一戦に挑む。