写真◎KASHIMA ANTLERS
8月26日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは岩政監督体制になってからアビスパ福岡に勝利したものの、前節の湘南ベルマーレ戦は引き分け。次は27日に敵地でのJ1第27節川崎フロンターレ戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「選手それぞれの特長をどのように生かすか」
岩政大樹監督が指揮官となってから1勝1分け。そして、就任後3試合目となる8月27日の次節は、アウェーでの川崎F戦を迎える。「川崎は連覇中の王者ですし、非常に強い、どんな状況であっても勝ち筋を見つけられるチーム」と岩政監督。さらに、「いろいろな時間帯、いろんな場所、いろんな局面で、ほんのちょっとしたことで勝ちを持ってくるチームなので、対策をしようにもできないチームだと思います」と警戒心を強める。
前節湘南戦からの1週間は、「選手それぞれの特長をどのように生かすかということを明確にするために、今週のトレーニングを行ないました。それが結果的に、川崎とやるときだから対川崎になるだけであって、川崎を意識した戦術の組み方はほとんどしていないです」(岩政監督)と、次節への準備というよりもチーム力の向上に重きを置いたトレーニングを重ねてきた。選手間の連係をより高め、川崎Fとの一戦に向かっていく。
「僕たちは僕たちなりのやり方をぶつけて、そのうえで、(結果は)神のみぞ知る、ですね。自分たちのやるべきことを思いっきりぶつけるということだけです」
アウェーの地で川崎Fから勝ち点3を奪い取るため、岩政監督率いる鹿島が等々力での大一番に挑む。