写真◎KASHIMA ANTLERS
8月5日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。7月30日に行なわれた首位の横浜F・マリノスとの天王山で0-2と敗戦を喫し、勝ち点差が「8」に広がった。逆転優勝を狙うべく、次は8月6日にJ1第24節サンフレッチェ広島戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
新戦力エレケ。「フィジカル的に強く、個人で打開できる能力もある」
前節は横浜FMとの直接対決に敗れ、首位との勝ち点差が「8」に広がった。優勝戦線に生き残るために、今節広島戦は是が非でも連敗を避けたい一戦となる。3カ月前にアウェーの地で対戦した際には0-3で完敗したが、鹿島のレネ・ヴァイラー監督は今節で勝利をつかむべく静かに闘志を燃やす。
「前回対戦ではアウェーで0-3というスコアで負けてしまいました。ただ、(今回は)そのリベンジをする機会だと思っています。相手の強みと弱みを分析し、あの試合のとき以上に自分たちの強みを発揮できればいいです。そして、勝てればいいと思っています」
また、レネ・ヴァイラー監督は8月1日に加入が発表された新外国籍選手のエレケについても触れ、「フィジカル的に強い選手ですし、個人で打開できる能力もある選手だと思っています」と期待の大きさを明かした。
「(エレケとは)スイスで数カ月間、一緒に仕事をしています。彼の能力を最大限に引き出すことができれば、(エレケは)すごくいいものを発揮してくれるでしょう。私にとっても一つ、いい選択肢が増えると思っています」
2022シーズンの残り11試合での逆転優勝に向け、レネ・ヴァイラー監督率いる鹿島が目の前の試合での勝ち点3獲得に挑む。