川崎フロンターレは8月2日、トップチームの関係者2人が新たに新型コロナウイルス感染症で陽性判定を受けたことを発表した。これで累計12人。3日のJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦、セレッソ大阪戦は、出場条件を満たした選手・スタッフで出場する予定。

上写真=川崎フロンターレにさらに2人の陽性者が(写真◎J.LEAGUE)

濃厚接触疑い者はなし

 新型コロナウイルス感染症が拡大している川崎フロンターレ。7月30日のJ1第23節浦和レッズ戦で7人のベンチメンバーが2人足りず、その中にGKが3人という異常事態で戦っていたが、8月2日には新たにトップチーム関係者2人が陽性と判定された。

 これで、ここまでに発表されたのは、トップチーム関係者12人の陽性判定と1人の濃厚接触疑い者となる。

 2人の概要は次の通り。

・当該者K
 8月1日(月)朝、Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドラインに基づき実施した、Jリーグ定期検査(抗原検査)で陽性判定。無症状だったが、チームドクター判断のもと新型コロナウイルス感染症の陽性診断

・当該者L
 8月1日(月)朝、喉に違和感があったため、抗原検査を実施し陰性判定。その後、自宅にて自主隔離を行ったが、夜に発熱、再度抗原検査を実施し、陽性判定。同日にチームドクター判断のもと新型コロナウイルス感染症の陽性診断

 現在、2人は適切な対策のもと療養中で、Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドラインに基づいて濃厚接触疑い者の特定を行ったところ、該当者はいなかった。

 上記以外のトップチーム関係者(選手、スタッフ)は2日に抗原定性検査を実施し、陰性となったため、トレーニングは予定通り行ったという。3日のJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦、セレッソ大阪戦は、出場条件を満たした選手・スタッフで出場する予定。