ヴィッセル神戸は27日、Kリーグの江原FCから小林祐希が完全移籍で加入すると発表した。小林は2016年にジュビロ磐田からヘーレンフェーンに移籍して以降、さまざまなクラブでプレーし、6年ぶりのJリーグ復帰となる。

上写真=2016年以来のJリーグ復帰が決まった小林祐希。写真はワースラント=ベフェレン時代(写真◎Getty Images)

自分が出来ることは全て捧げて闘います

 小林祐希が2016年以来となる国内復帰を果たす。27日に神戸加入が発表された。

「皆さんこんにちは。この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました。2016 年に初めて海外挑戦をしてから、色んな国でサッカーをしてきました。ここ何年かは全くと言っていいほど結果を出せずにいて、苦しい時期が続きました。そんな時に日本で再出発をするチャンスを与えてくれたヴィッセル神戸に感謝します。チームのために自分が出来ることは全て捧げて闘います。応援、よろしくお願いします」

 日本代表歴を持つMFは左足から繰り出す正確なパスでゲームを作ることができ、強烈なミドルも魅力。オランダのヘーレンフェーン時代には主軸を担い、チームの躍進にも貢献した。だが2019年以降はワースラント=ベフェレン(ベルギー)、アル・ホール(カタール)、ソウルイーランド、江原FC(以上韓国)と、複数のクラブを渡り歩き、自身もコメントしている通り、「結果を出せず、苦しい時期が続いた」。

 30歳となり、心機一転、神戸でベストパフォーマンスを取り戻し、チームを勝利に導くプレーをピッチで示すと誓っている。

■小林祐希
・生年月日:1992年4月24日
・身長/体重:182cm/72㎏
・出身地:東京都東村山市
・ポジション:MF
・背番号:49
・経歴:JACPA東京FC→東京ヴェルディ1969ジュニアユース→東京ヴェルディユース→東京ヴェルディ(2011ー2012年7月)→ジュビロ磐田(12年7月ー16年8月)→ヘーレンフェーン(16年8月ー19年)→ワースラント=ベフェレン(19年ー20年9月)→アル・ホール(20年9月ー21年6月)→ソウルイーランド(21年7月ー21年12月)→江原FC(22年~22年7月)
・代表歴:U-15日本代表(2007)、U-16日本代表(2008)、U-17日本代表(2009)、U-19日本代表(2010)、日本代表(2016-)