鹿島アントラーズは17日、トップチーム所属選手2名が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性診断を受けたと発表した。また、Jリーグが定めるガイドラインでは濃厚接触者はいないとしている。

上写真=17日、トップチーム選手2名の陽性が確認された(写真◎J.LEAGUE)

17日の朝に体調不良

 クラブの発表によると、当該選手AおよびBは、17日朝にそれぞれ体調不良を訴え、同日午前に予定していた選手、チーム関係者対象の新型コロナウイルス感染症の抗原検査で陽性を確認。そのため、PCR検査を受験し、陽性診断を受けた。現在は、適切な指導および対策のもとで療養中とのこと。

 なお、Jリーグが定める新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づき濃厚接触者の特定を進めた結果、該当者は特定されなかったとしている。

 当該選手AおよびBを除く選手、チーム関係者は、17日午前に実施した抗原検査で全員陰性診断を受け、現在、体調不良などの症状は確認されていない。また、当該選手らの陽性診断を受け、同日のチームトレーニングは中止となった。

■当該選手Aの経過、症状
・7/14(木):チーム活動参加(体温:36.2℃)。抗原検査→陰性診断、PCR検査→陰性診断
・7/15(金):チーム活動参加(体温:36.7℃)。公式抗原検査→陰性診断
・7/16(土):チーム活動参加(体温:36.6℃)。抗原検査→陰性診断
・7/17(日):午前に咽頭痛、倦怠感(体温:39.3℃)。抗原検査→陽性診断、PCR検査→陽性診断

■当該選手Bの経過、症状
・7/14(木):チーム活動参加(体温:36.4℃)。抗原検査→陰性診断、PCR検査→陰性診断
・7/15(金):チーム活動参加(体温:36.7℃)。公式抗原検査→陰性診断
・7/16(土):チーム活動参加(体温:36.7℃)。抗原検査→陰性診断
・7/17(日):午前に咳の症状(体温:36.6℃)。抗原検査→陽性診断、PCR検査→陽性診断