写真◎KASHIMA ANTLERS
7月9日、鹿島アントラーズの常本佳吾が練習後のオンライン取材に応じた。前々節は柏レイソルに勝利したが、前節セレッソ大阪戦はホームで引き分けに終わり、連勝はならなかった。再び勝利を重ねるべく、敵地でのJ1第21節北海道コンサドーレ札幌戦に臨む。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう常本佳吾(写真◎KASHIMA ANTLERS)
首位横浜FMと勝ち点差「5」。「もう絶対に離されてはいけない」
前節C大阪戦から中3日の日程で、アウェーでの札幌戦に臨む。6日のC大阪戦ではホームで3失点を喫して引き分け、首位の横浜FMとの勝ち点差が「5」に広がってしまったため、10日の札幌戦では是が非でも勝ち点3を獲得したいところだ。
「やはりタイトル獲得を目指しているし、この勝ち点差『5』からはもう絶対に離されてはいけないと感じています。鹿島ができることは、勝ち点を重ねてF・マリノスに圧をかけることだと思うので、札幌戦では必ず勝ち点3を取りたいです」
札幌戦前日の取材に応じた常本佳吾は、そのように自身の思いを言葉にする。首位チーム追走のために北の大地で勝ち点3を積み上げ、その後の戦いでも勝利を重ねていくことを目指す。
「(札幌の選手は)対人に強く、マンツーマンで来るので、チームとして連動して相手の守備陣形を崩していく必要があると感じています。あと、(前節は)失点の場面でカウンターを食らっているので、そこは注意しながら。(攻撃では)セットプレーが一つのポイントになると思います」
豊富な運動量を誇る背番号「32」が攻守に存在感を放つべく、札幌とのアウェーゲームに挑む。