サガン鳥栖は選手5名、スタッフ1名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けたと発表した。保健所の指示を受けて本日4日より最低3日間のチーム活動を停止。6日の川崎フロンターレ戦(J1第20節)も中止となった。

上写真=選手5名、スタッフ1名が新型コロナウイルス感染症の陽性が確認された(写真◎J.LEAGUE)

7月4日から最低3日間の活動停止

 クラブの説明によれば、4日に選手3名(当該選手A、B、C)が発熱の症状を訴えたため、医療機関にてPCR検査を受検、陽性診断を受けた。また、同日にトップチーム関係者(陽性診断を受けた者を除く)がクラブ独自の民間検査機関によるPCR検査を受検したところ、新たに選手2名(当該選手D、E)とスタッフ1名が陽性を確認。その後、医療機関にて陽性診断を受けた。当該選手D、Eと当該スタッフはいずれも無症状。陽性診断を受けた6名は現在、適切な対策のもと、療養しているという。

 なお、チーム内の濃厚接触者については保健所の指導のもと、現在特定を進めており、段階的に感染者が出ていることから、チーム内の感染状況が確認できるまで潜伏期間を考慮し、本日4日より最低3日間、トップチームの活動停止する。

 この結果を受け、『2022明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項』に定めるエントリー要件を満たせないこととなり、Jリーグ規約第62条に基づき、6日に予定されていた明治安田生命J1リーグ第20節『川崎フロンターレ対サガン鳥栖』戦の中止(延期)が決定された。なお、代替日については決定次第、発表となる。

■今回中止(延期)となった試合
『2022明治安田生命J1リーグ第20節』
・川崎フロンターレ vs サガン鳥栖
・試合開催日:2022年7月6日(水)19:00キックオフ
・会場:等々力陸上競技場