前監督の大槻毅監督が率いるJ2のザスパクサツ群馬に天皇杯3回戦で負けて、大きな批判にさらされた浦和レッズ。リカルド・ロドリゲス監督はその批判を「しっかり聞いてモチベーションにしたい」と受け止める。新たな3つの目標を胸に、一歩でも前へ。

上写真=リカルド・ロドリゲス監督は「すべての試合でパーフェクトゲームをしなければ」(写真◎J.LEAGUE)

「サポーターを幸せな気持ちにするのも監督の仕事」

「神戸戦で反撃を見せないといけない」

 前監督である大槻毅監督に率いられたJ2のザスパクサツ群馬に、天皇杯3回戦で0-1の敗戦。大きな批判を巻き起こした一戦を振り返って、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は逆襲を誓う。

 サポーターからの厳しい声には「自然なリアクションだと思う」。

「いつもモチベーションを与えてくれるサポーターから批判が出るのは、チームに良くないところがあるということ。サポーターを幸せな気持ちにするのも監督の仕事の一つだから、批判はしっかり聞いてモチベーションにして、次に向けて勢いづける要因にしたいと思います」

 クラブは6月16日に立花洋一代表の名前で「ファン・サポーターのみなさまへ」というメッセージを発表。「現時点での勝ち点、順位および消化試合数を冷静に受け止めますと、目標の達成は非常に難しい状況だと理解しております」と、J1優勝の目標との間に大きな開きがあるという認識を明らかにした。現場を預かるリカルド・ロドリゲス監督も、次なる目標に目を向けている。

「ここからは1試合ずつ戦っていきながら、できるだけ多くの勝ち点を取りたいと思っています。ACLもルヴァンカップも残っています。そして、いまやらなければいけないのは、神戸戦のことのみを考えることです。現状を考えれば、現実的なやり方として選手もそのほうがやりやすい」

 そのACLは、ラウンド16から準決勝まで埼玉スタジアムで開催することが決まった。ホームで戦えるメリットは計り知れない。

「天皇杯で敗退して、結果として練習する時間は増えるので、いま優先している大会であるACLが行われる8月にフレッシュな状態で臨めるようにしていきたい。同じく、リーグ戦でも順位を上げてルヴァンカップでも力強く戦いたい」

 新たな3つの目標へ向けて、まずは目の前のヴィッセル神戸戦へと向かっていく。