6月20日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。18日に行なわれたJ1第17節京都サンガF.C.戦ではホームで公式戦11試合ぶりの完封勝利を挙げた。次は22日に相馬直樹監督が率いる大宮アルディージャとの天皇杯3回戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「明らかに大きな差があるかと言われたら、そうではない」

 5月29日の第16節FC東京戦までリーグ戦3試合未勝利、さらにルヴァンカップ敗退と苦しい戦いが続いていた。6月1日の天皇杯2回戦、新潟医療福祉大学戦を含め、5月以降の公式戦10試合で失点が止まらず、福岡とのルヴァンカッププレーオフステージでもホームで失点を喫したことが致命傷となり、アウェーゴールの差で敗れている。

 だが、3週間ぶりのリーグ戦となった6月18日の第17節京都戦では、CKからアルトゥール・カイキが奪った1点を守り切り、公式戦11試合ぶりの完封勝利を達成。長いトンネルからようやく抜け出した。そして、22日にはNACK5スタジアム大宮で大宮との天皇杯3回戦を迎える。

「勝たなければ次のラウンドに進めないという大会形式なので、まずは勝つことが大事になります。また、2部リーグのチームと戦うときは、やはり簡単な試合にはならないことも認識しなければなりません。相手も闘争心を持って戦ってくるし、自陣を守ることを徹底してくるとも思いますので」

 レネ・ヴァイラー監督は、そのように大宮戦を見据える。昨季は鹿島を率いていた相馬直樹監督が指揮を執るチームとの一戦。現在、J2で22チーム中20位に沈む相手との対戦とはいえ、確実に勝利をつかんで4回戦へ駒を進めるためには油断は禁物だ。

「(大宮も)プロクラブなので、やはり毎日練習しているし、毎日サッカーに取り組んでいることでしょう。(鹿島との実力に)明らかに大きな差があるかと言われたら、そうではないと思うので、厳しい戦いになると考えています」

 天皇杯ベスト16入りに向け、レネ・ヴァイラー監督と深紅の戦士たちが大宮との“一発勝負”に挑む。