写真◎KASHIMA ANTLERS
5月27日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは21日のJ1第14節浦和レッズ戦、25日の第15節サガン鳥栖戦と2試合連続で引き分けに終わった。29日に敵地で行なわれる第16節FC東京戦では3試合ぶりの勝利を目指す。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「サッカーの試合である以上、勝ちがあれば負けもあるし、引き分けもある」
5月14日の第13節札幌戦から中2日、中3日での連戦が続くなか、25日の前節では鳥栖と激闘を繰り広げた。3点を追う状況から4ゴールを重ねて逆転するも、試合終了直前に同点に追いつかれて4-4のドロー決着。その前の浦和戦に続いて勝ち切ることができず、勝ち点1の獲得にとどまった。それでも首位に立ち、29日の次節FC東京戦では3試合ぶりに勝ち点3を獲得すべく、準備を進める。
「サッカーの試合である以上、やはり勝ちがあれば負けもあるし、引き分けもあります。そのなかで引き分けが続いていますが、例えばそれが5試合続く可能性もあるでしょう。ただし、実際に自分たちのなかでいい準備ができていると思っていますので、結果のことよりも、まずは自分たちのやるべきことをうまくできることだと思います」
レネ・ヴァイラー監督はそのように話し、引き分けが続くなかでもチームのパフォーマンスに手応えをつかんでいることを明かす。「もちろん、そのなかで最善の11人を選ぶのが私の仕事ではありますが、私は選手全員を信頼しています」と、鹿島に在籍するすべての選手への思いを強調した。
「(FC東京は)強いチームだということは頭に入っています。またタフな試合になるでしょう。ただ、次の試合に限らず、やはりすべての試合がタフです。(FC東京戦は)また新たなチャレンジになるのではないかと思います」
日々、向上させるチーム力をFC東京戦で発揮させるべく、スイス人指揮官は白星へ挑む。