写真◎KASHIMA ANTLERS
4月22日、鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは17日のJ1第9節名古屋グランパス戦で引き分け、ホームで2試合連続勝利なしとなった。カシマスタジアムで行なわれる23日のルヴァンカップ第5節大分トリニータ戦では必勝を期す。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうレネ・ヴァイラー監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「攻撃がこのスポーツの最大の魅力です」
ホームゲームではここ2試合、勝利から遠ざかっている。4月10日のJ1リーグ第8節横浜FM戦、17日の第9節名古屋戦と無得点に終わり、白星をつかむことはできなかった。23日のルヴァンカップ・グループステージ第5節大分戦は、ホームのサポーターに歓喜をもたらしたい一戦となる。
「ターゲットは明確です。試合に勝たなくてはいけません。そのために、やはり点を取らなくてはならない。ビハインドの状況にならないためには当然、失点もしてはいけません。我々にとっては、(大分戦の)目標は明確だと思っています」
レネ・ヴァイラー監督はそのように大分戦への意気込みを話す。指揮官が言及するように、勝利をつかむために得点を取ることは当然のこと。だが、ホームで2試合連続無得点の状況なだけに、次戦も鹿島としてはゴールを奪うことが重要視される。
「僕は攻撃が好きですし、サッカーなので当然、失点はしたくない。だから、守備もやらなくてはいけないのですが、やはり攻撃というのがこのスポーツの最大の魅力です。だから、(選手同士で)創造性やアイデアをすり合わせていき、また試合のなかで本能的な部分も重なって、(攻撃のバリエーションが)出てくるのではないでしょうか」
ホームのサポーターにゴールと勝利を届けるために、レネ・ヴァイラー監督のもとで深紅の戦士たちが大分との一戦に挑む。