写真◎KASHIMA ANTLERS
4月21日、鹿島アントラーズの松村優太が練習後のオンライン取材に応じた。チームは17日のJ1第9節名古屋グランパス戦で引き分け、ホームで2試合連続勝利なしとなった。カシマスタジアムで行なわれる23日のルヴァンカップ第5節大分トリニータ戦では必勝を期す。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう松村優太(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「彼らを生かすために、もっと攻撃のバリエーションを」
好調だったチームの勢いが鳴りを潜めている。4月10日のJ1リーグ第8節横浜FM戦、17日の第9節名古屋戦と、ホームゲーム2試合続けて無得点に終わり、勝利を手にすることができなかった。「うちのチームの2トップ(鈴木優磨・上田綺世)はすごく強力です。だからこそ、彼らを生かすためにもっと攻撃のバリエーションを増やしていかなければいけない」と、松村優太は直近のリーグ戦2試合から浮き彫りになった課題について言及した。
ホームのサポーターにゴールと、そして勝利を届けるべく、次は23日にルヴァンカップ・グループステージ第5節大分戦に臨む。「大分にはセットプレーの強さがある。実際に、この前のルヴァンカップの試合(第1節・3-3)でも、うちはセットプレーから失点しています」と松村は警戒しつつも、「ホームで必ず勝利が求められます」と勝ち点3獲得へ闘志を燃やす。
「もちろん、選手であれば誰もが結果というものを大事にしています。特にアタッカーの自分にはチームにとってプラスになる結果が大事だし、常にそれを狙っていきたいと思っています」
チームに勝利をもたらすため、鹿島の快足アタッカーがゴールへと突き進む。