レアンドロ・ダミアンがJ1通算100試合出場を目前にしている。川崎フロンターレの黄金期を支え、昨季はJリーグMVPにも輝いたストライカーは、通算47ゴールでこちらも節目に近い。そのパワーの源は、サポーターの笑顔だ。

上写真=レアンドロ・ダミアンは厳しいマークにも今季2ゴール。通算47ゴールだ(写真◎スクリーンショット)

「時間が自然とフィットさせてくれる」

「クラブハウスで会って、ワールドカップ出場権獲得おめでとう、素晴らしい試合をして出場を決めてよかったね、と声をかけました」

 レアンドロ・ダミアンは川崎フロンターレのチームメートで、日本代表としてワールドカップ出場に貢献した谷口彰悟、山根視来に祝福と労いの言葉を贈った。

 彼らが世界を目指して戦う間、レアンドロ・ダミアンは来たる4月の超連戦に向けて川崎Fの仲間たちと準備していた。J1で3試合戦ったあと、マレーシアのジョホールバルに飛んで中2日で6試合を戦うAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージが待っている。会場となるのは、1997年のフランス・ワールドカップ予選アジア第3代表決定戦イラン戦で、日本が初めてワールドカップ出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」の舞台となったスタジアムだ。

「ACLでは去年、いろいろ学んで経験できました。グループステージは突破したし、残念ながらそのあとに敗退してしまいましたが、それが今季につながってくるのではないかと思います。その前のリーグ戦でしっかり戦って、スタッフもACLの準備で時間の使い方も選手に一番いい形を考えてくれると思います。私はマレーシアに行くことにいまからワクワクしています」

 そのためにも、リーグ戦が中断していたこの2週間は貴重な時間だった。序盤からケガ人が続けて出るなど、新加入選手たちの力も必要になった。

「新しく加わった選手たちは力を持っていますから、特別にこちらから要求したりサポートする必要はないんです」

 レアンドロ・ダミアンはすっかり信用している。ここまではチャナティップが6試合、佐々木旭が5試合に出場、ほかにも、ここからの総力戦のために力をためているメンバーがいる。

「時間が自然とフィットさせてくれると思っていましたし、シーズン前よりさらに有意義に時間を過ごすことができたので、よりチームに合ってきたと思います」

 そうやってチームを見守るレアンドロ・ダミアン自身は4シーズン目も楽しんでいて、今年も副キャプテン。そして、4月2日のセレッソ大阪戦に出場すれば、J1で節目の100試合出場となる。

「ビッグクラブであり、タイトルホルダーのフロンターレでシーズンを過ごせることをうれしく思っています。私は先の目標をはっきり決めるほうではないので、1試合1試合、精一杯できることを最大限やってきました。なにより、たくさんのサポーターの皆さんに喜んでいただけていることをうれしく思っています」

 2019年からの1試合1試合が、ついに大台へ。ゴール数も47と節目に近い。一気に「100&50」なるか。