写真◎KASHIMA ANTLERS
3月5日、鹿島アントラーズの岩政大樹コーチが練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1開幕戦でガンバ大阪に勝利したものの、第2節川崎フロンターレ戦、ルヴァンカップ第2節セレッソ大阪戦とホームで2連敗を喫した。6日の柏レイソル戦では3試合ぶりの勝利を狙う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹コーチ(写真◎KASHIMA ANTLERS)
直近2試合の課題。「失点によっていろいろなことができなくなる時間帯もあった」
アウェーでの開幕戦で勝利をつかんだものの、カシマスタジアムで迎えたリーグ戦、ルヴァンカップの2試合ではどちらも完封負けを喫し、公式戦2連敗となった。岩政大樹コーチは0-1で敗れた直近のセレッソ大阪戦を振り返り、「単純にブロック外から相手に背後へのボールを入れられ、そこから失点してしまったことが問題。ビルドアップの問題ではないのですが、その失点によっていろいろなことができなくなる時間帯もあったので、そこが問題です」とチームの課題を挙げた。
そんな中、3月6日開催のJ1第3節柏戦もカシマスタジアムで行なわれる。プレシーズンマッチの水戸戦からホームで勝利を挙げることができていないだけに、次戦では開幕から連勝中の柏を破り、ホームのサポーターに歓喜をもたらしたいところだ。
「選手たちもリセットして次に向かうことを意識しています。ここからまたリスタートして、自分たちが今できること、そして勝つためにすべきことを確認し、それをやり続けたい。勝つことや得点を取ることは結果でしかないので、そのためのプロセスについてしっかりと意識し、戦うべきだと思っています」
岩政コーチのもと、深紅の戦士たちが勝利をつかむために最善を尽くす。