3月1日、鹿島アントラーズの岩政大樹コーチが練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1開幕戦に勝利したものの、第2節はホームで敗れて連勝とはならなかった。3月2日にはカシマスタジアムでルヴァンカップグループステージ第2節のセレッソ大阪戦を迎える。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹コーチ(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「セレッソは、ガンバとも川崎ともまるで違うやり方をしてくる」

 今季は開幕戦で白星スタートを切ったものの、第2節で川崎Fに0-2と敗れ、2連勝はならなかった。それでも、岩政大樹コーチは「後半は自分たちのやりたいことを十分に出せた。さらに、川崎に対策されてもそれを上回りながら45分間攻め続けることができたところはプラスに捉えています」と手応えもつかんだ試合となった。

 そんな中、次戦はルヴァンカップグループステージ第2節のC大阪戦を戦う。当初は2月23日に第1節大分戦が予定されていたが延期となり、鹿島にとってはこの試合が今季のルヴァンカップ初戦となるため、「セレッソは、ガンバとも川崎ともまるで違うやり方をしてくるので、それに対して目を配り、気をつけて試合に入りたい」と幸先のよい勝利を目指す。

「自分たちがこの試合に勝つことから逆算しつつ、その後も続いていく連戦でもすべて勝っていくためのメンバーを(C大阪戦で)選びます。リーグ戦とは違う戦いになるので、自分たちのオプションとして考えているものを公式戦で使ってみたいところもあるので、それをいろんな面で散りばめられたような戦い方になるでしょう」

 その先のリーグ戦、ルヴァンカップにもつながっていく勝ち点3獲得へ、今季初となるカシマスタジアムでのナイトゲームに臨む。