上写真＝リカルド・ロドリゲス監督は「川崎にダメージを与えるプレーをしたい」と秘策あり（写真◎スクリーンショット）
「マックスのレベルを見せないと通用しません」
2022年の浦和レッズはJ1リーグ優勝を目標に掲げている。最大の障壁となるのは、間違いなく川崎フロンターレの存在だろう。こちらも3連覇を本気で取りに行こうとしている。
その両チームが開幕を祝って相まみえる、富士フイルムスーパーカップ2022。2月12日の一戦を前に、浦和のリカルド・ロドリゲス監督はチームの成長に確かな手応えを感じている、
「いまはプレシーズンでチームとして成長している過程にあります。シーズンが始まってから全員がポテンシャルを発揮するようになると思いますが、今回の試合への準備もしっかりできています」
川崎Fの攻撃サッカーは強烈だが、同じく攻撃を是とするリカルド・レッズは、それを上回るアタックを仕掛ける必要がある。
「良いサッカーをプレーしたいと思います。簡単ではありませんが、自分たちで支配してやりたいことが実行できればと思っています。川崎との対戦ですから、あらゆる面でパーフェクトが要求されます」
ほんの少しのスキも見逃してくれない。緊張感が漂うゲームになる。
「すべての面でいい状態ではないと通用しないと思います。ボールを持っているときも持っていないときも、あらゆる局面でパーフェクトにプレーしないといけません。一つでもよくないことがあると、難しい試合になるでしょう。両チームとも準備の段階で時間のない中で進めてきていると思いますが、マックスのレベルを見せないと通用しません」
そうすれば、勝利が見えてくる。ファン・サポーターを「幸せにしたい」と意気込むリカルド・ロドリゲス監督にとって、2年目の挑戦が始まる。
「未来の浦和の顔をここで披露することができると思います」
新生レッズ、いざ出発だ。