ベガルタ仙台は28日、東京ヴェルディから若狭大志が完全移籍で加入すると発表した。若狭は来季がプロ11年目のDF。自身4つ目となるクラブで1シーズンでJ1復帰を目指すチームの目標達成に力を尽くす。

上写真=仙台加入が決まった若狭大志(写真◎J.LEAGUE)

仙台のすばらしさを聞いています

 2022シーズンにJ1復帰を目指す仙台に若狭大志が完全移籍で加入した。若狭はCBやサイドバックとしてキャリアを重ねてきたDF。2021シーズンは東京ヴェルディで41試合に出場した。

「東京ヴェルディから加入することになりました若狭大志です。多くの方々に東北、仙台のすばらしさを聞いています。みなさまが笑顔で2022シーズンを終わることができるよう、全力を尽くします。応援よろしくお願いいたします」

 2012年には大分で、2018年で東京VでJ1昇格プレーオフを経験。当然、来季狙うはJ2優勝だが、勝負のかかった試合を経験してきた選手が加わることはチームに取ってプラスだろう。若狭は4シーズン、プレーした東京Vの公式HPを通じてファン・サポーターにメッセージを送っている。

「この度、ベガルタ仙台に移籍することになりました。ヴェルディには4年間在籍させていただき、喜怒哀楽、様々な経験をさせていただきました。たった4年間と思われるかもしれませんが、物凄く内容の濃く充実した4年間でした。それは、僕はヴェルディユースでもなければ、生え抜き選手でもありません。しかし、自分がびっくりするほどヴェルディに対して愛情を持ったからです。そしてその愛情はこれからもなくなることはありません。
 2022シーズンは異なるチームになりますが、ヴェルディ以上の強く面白いサッカーを味の素スタジアムでしたいと思います。最後になりますが、ご支援とご声援をいただいたパートナー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、選手スタッフ、ヴェルディに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました」

 味スタでの熱い再会を誓った。

■若狭大志(わかさ まさし)
・ポジション:DF
・生年月日:1989年7月24日
・身長/体重:181cm/75kg
・出身地:埼玉県
・経歴:慈恩寺キッカーズ→慈恩寺中→浦和学院高→東洋大→大分→千葉→東京V