鹿島アントラーズは12月28日、ヴァンフォーレ甲府からMF中村亮太朗を完全移籍で獲得したことを発表した。中村は中央大から2002年に甲府入り。主にボランチとしてルーキーイヤーから出場を重ね、甲府の中心選手として2年にわたって君臨してきた。
上写真=中村亮太朗が甲府での2年で大きく成長して鹿島で勝負する(写真◎J.LEAGUE)
「チャレンジしたい」
新潟明訓高から中央大に進んだ中村亮太朗が、プロの道へと踏み出したのは2020年。ヴァンフォーレ甲府に加わると1年目から26試合に出場、2年目となる21年も主力として主にボランチでプレーしてきた。
「このたび、鹿島アントラーズに加入することになりました中村亮太朗です。アントラーズという歴史と伝統のある素晴らしいクラブでプレーできることに、喜びを感じています。タイトル獲得に貢献できるよう頑張っていきたいと思います」
こう喜びを語った中村は、大きな成長を促してくれた甲府のチームメイトやファン・サポーターに感謝を伝えた。
「この度、鹿島アントラーズに移籍することになりました。
甲府での2年間は本当にたくさんの経験をさせていただきました。
良い時も悪い時もサポーターの方々の温かい声援や、チームメイトの存在があったからこそ、様々な事を乗り越えられたと感じています。
サッカー選手である以上、この話をいただいたときには、『チャレンジしたい』そう強く思い、移籍を決断しました。
甲府での素晴らしい出逢いに感謝しています。僕は甲府が大好きです!
ありがとうございました」
中村亮太朗(なかむら・りょうたろう)
■生年月日:1997年9月27日
■出身地:新潟県
■身長/体重:179cm/70kg
■ポジション:MF
■経歴:ブルーウイング新潟南 - 豊照SS - グランセナ新潟Jrユース - 新潟明訓高 - 中央大 - ヴァンフォーレ甲府(2020)
■出場記録
J2:59試合7得点
天皇杯:1試合0得点