ジュビロ磐田は12月27日、ガンバ大阪から期限付き移籍で1年半プレーしていた遠藤保仁が完全移籍することを発表した。2022シーズンから改めて「サックスブルーの男」としてJ1で戦うことになった。

上写真=遠藤保仁が19年半もの間、プレーしたG大阪から完全移籍(写真◎J.LEAGUE)

「めちゃめちゃ楽しい時間を過ごすことができました」

 来年1月28日で42歳を迎える遠藤保仁が、ジュビロ磐田に完全移籍する決断を下した。12月27日、所属元のガンバ大阪とともに磐田が発表したもの。

 遠藤は2020年途中に磐田に期限付き移籍して、21年にはJ1で35試合に出場してチームを牽引、見事にJ2優勝とJ1昇格へと導いた。チームの攻守を司る存在だけにその去就が注目されていたが、完全移籍の道を選んだ。

 19年半もの間、プレーしてきたG大阪を旅立つことになったが、ファン・サポーターには惜別のあいさつを届けた。

「2001年の加入からお世話になり、めちゃめちゃ楽しい時間を過ごすことができました。これからもガンバ大阪の更なる発展を期待しております。ガンバ大阪に関わる全ての方に感謝します。またお会いしましょう」

遠藤保仁(えんどう・やすひと)
■生年月日:1980年1月28日
■出身地:鹿児島県
■ポジション:MF
■身長/体重:178cm/75kg 
■経歴:桜州小 - 桜島中 - 鹿児島実高 - 横浜フリューゲルス - 京都パープルサンガ - ガンバ大阪 - ジュビロ磐田
■出場記録
J1:641試合103得点
J2:83試合10得点
リーグカップ:76試合5得点
天皇杯:49試合10得点
ACL:58試合10得点