写真◎Getty Images
鹿島アントラーズは10日、相馬直樹監督が契約満了となったことに伴い、2022年シーズンに指揮を執る新監督の人事を発表した。チームを託すのは、スイス人指導者のレネ・ヴァイラー氏。ドイツのニュルンベルクやベルギーのアンデルレヒトを指揮し、2020年はアル・アハリ(エジプト)を率いていた。
上写真=2019年にはアフリカチャンピオンズリーグを戦ったレネ・ヴァイラー新監督(写真◎Getty Images)
指揮を執ることを楽しみにしています
伝統的に日本人以外ではブラジル人監督を招へいしてきた鹿島が、ヨーロッパの指導者、スイス人のレネ・ヴァイラー氏に来季の指揮を託すことになった。ヴァイラー氏はアンデルレヒトを率いていた2016-17シーズンにベルギー1部リーグを制し、UEFAチャンピオンズリーグを戦った経験も持つ。エジプトのアル・アハリを率いて2019-20シーズンのエジプトリーグでも優勝した。
「鹿島アントラーズで指揮を執ることを楽しみにしています。ビッグクラブとともに成功することに最善を尽くします」
今季はJ1リーグで4位に終わり、無冠でシーズンを終えることになった。ブラジル路線から大きく舵を切ることになるのか。いずれにせよ、Jの盟主である鹿島が、大きな変革期を迎えていることは確かだろう。
■レネ・ヴァイラー(Rene Weiler)
・生年月日:1973年9月13日
・国籍:スイス
・指導者歴:FCシャフハウゼン→FCアーラウ(スイス)→FCニュルンベルク(ドイツ)→アンデルレヒト(ベルギー)→FCルツェルン(スイス)→アル・アハリ(エジプト)
・タイトル獲得実績:ベルギーリーグ優勝(2016-17)、ベルギースーパーカップ優勝(2017)、エジプトプレミアリーグ優勝(2019-20)、エジプトスーパーカップ優勝(2018)