写真◎KASHIMA ANTLERS
9月21日、鹿島アントラーズの相馬直樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは18日のJ1第29節ガンバ大阪戦で3-1と快勝し、公式戦4試合ぶりに白星をつかんだ。勢いを持続させ、次は22日にホームで首位の川崎フロンターレから勝ち点3獲得を狙う。
上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「前回の後半に見せたような姿を90分間続けられるか」
9月18日に行なわれたリーグ戦前節のG大阪戦では、深紅のサポーターが戻ってきたカシマスタジアムで上田綺世、ファン・アラーノ、土居聖真がゴールを決め、3-1の勝利を挙げた。公式戦では8月28日のJ1第27節横浜FM戦以来となる白星。前々節までの連敗の流れを払拭し、22日にはJ1第32節(前倒し開催)川崎フロンターレ戦に臨む。
「素晴らしい相手だと思います。我々は首位のチームに、そしてディフェンディングチャンピオンにチャレンジする。しっかりとそういう戦いにしたいと思います」と相馬直樹監督は川崎F戦を見据え、「また勝ちを奪うことをサポーターのみなさんと一緒に成し遂げたい」と、前節に続きホームで勝利を目指す。
5月に行なわれた前回対戦では後半アディショナルタイムに決勝点を許し、1-2で敗れたが、「自分たちの流れをつかむこともできるということは選手たち自身も認識していると思います」と確かな手応えも得た。それだけに、「相手もあることなので、そんなに簡単なことではありませんが、前回の後半に見せたような姿をスタートから見せられるか。そして、それを90分間続けられるか」と勝機を見いだそうとする。
「お互いに自分たちの時間をどれくらい長くできるか。当然、全部が自分たちの時間になるとは思っていませんので、少しでも自分たちの時間を増やしながら、勝ちの可能性を高められるようにしたい」
さらなる高みへと上昇すべく、カシマスタジアムで川崎Fから勝ち点3奪取を狙う。