上写真=オンライン取材に応じた鹿島アントラーズの相馬直樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「F・マリノスは監督が代わっても勝ち続けている。本当に力のあるチーム」
8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では攻守がかみ合い4-0の快勝を収めた。その前の第25節神戸戦は敗北を喫したものの、アウェー連戦のさなかに再び流れを取り戻した。そして、中2日で第27節横浜FM戦に臨む。相馬直樹監督が「我々がチャレンジする戦い」と話す2位の相手とのアウェーゲームは激戦必至だ。
「F・マリノスは監督が代わっても勝ち続けている。本当に力のあるチーム。今、一番勢いに乗っているチームでもあると思います。その相手に我々がどれくらいできるのか、戦えるのか。前回対戦のことはありますが、我々は受けるような立場ではなく、自分たちが勝利を欲して、(勝ち点3を)奪いにいく。そういった姿勢を出せるようにしていきたい」
横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だが、「前回対戦」では鹿島がホームで5-3と勝利している。横浜FMはそれからのリーグ戦で無敗を維持し、相馬監督が言及したように、指揮官がケヴィン・マスカット監督に交代しても勝ち点を拾い続けている。
「この夏場の連戦のさなかでも、F・マリノスは切り替えの部分、そしてハードワーク、インテンシティーの部分にこだわってやっているチームだと思います。我々もそうなので、そこで上回れるかどうか。本当に簡単なことではありませんが、そのインテンシティーや、切り替えの部分で相手を上回る時間をどれくらい増やせるか。そこが(勝敗の)大きなポイントになるのかなと思っています」
8月最後の大一番。鹿島は強敵から勝ち点3を奪い取り、上位陣に迫っていきたいところだ。「自分たちが持っているものをきちんと出せるように、自分たちを信じて、思いっきり戦いに入っていけるようにしたい」と闘志を燃やす相馬監督の下、深紅の戦士がリーグ戦13試合無敗の相手に立ち向かう。